旅するキャンドル
私の場合「世界の絶景100選」という類の写真集を眺めても、「旅に出たい」という気持ちは特に起こらない。加工された写真が非現実的でいまいち感情が移入できないのだ。
しかし何かのきっかけで、異国の香りを嗅ぐと、私はバナナを前にした猿のように旅への情熱が抑えられなくなってしまう。
先日、友人から贈られた「香り」によって、私の旅スイッチが押されてしまったため、本日はそれをご紹介しよう。
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URBAN ISLANDの「旅するキャンドル」。コロンボに住む建築家の友人が贈ってくれたアロマだ。
スリランカの代表的な都市を香りで表現したこのキャンドルは、火を灯すとスパイスやハーブの香りが立ち込め、嗅覚を通して各都市の情景を想いださせてくれる。
首都コロンボからは、甘く熟したココナッツを。ヒンドゥーの都市ジャフナからは、華やかなジャスミンを。聖地キャンディからは、魅惑のロータスを。要塞都市ゴールからは、潮風に乗ったシナモンを。といった具合に。
ここ数日は「要塞都市ゴール」を寝室に炊いている。磯の香りを含んだ異国情緒たっぷりのシナモンによって、サーファーで賑わう海岸が目の前に広がり甘い夢に浸れるのがお気に入りだ。
コロナの影響で旅への情熱を失いつつある私に、手土産を通してそっと情熱を注いでくれる彼は、遊び心のある粋な人である。スリランカが親日と言われる由縁は彼の影響に違いない。
ちなみにスリランカは「インド洋の真珠」と呼ばれるように、美しい海に囲まれた自然豊かな国であり(三食カレーで、おやつにもカレーコロッケが出る点さえ目を瞑れば)私がこれまで訪れた中でも、とびきり素敵な場所だった。写真を載せておくのでコロナが明けた最初の旅先にいかがだろうか。
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ご存じの通りKは偏屈で気難しい人物である。それゆえ友達が少ないため申請してあげると喜ぶに違いない。
「旅するキャンドル」
インド洋の真珠(スリランカ)の都市をアロマで表現した粋なアイテム。これを嗅いだらもう最後。旅への想いが溢れ出して仕事に手が付かない。妄想が止まらない。
#ブログ更新 https://t.co/TPuapQmheL pic.twitter.com/MUFTQlCgTW— Codawari美術館:館主K (@Codawari1) September 22, 2021
コメント28件
100記事達成おめでとうございます。
いつもCodawariの記事を楽しく拝見しております。
「旅するキャンドル」とは、素敵なネーミングですね。
香りは嗅覚を通じて脳に直接働きかけるので、旅先の記憶を呼び覚ますには、これ以上ない打ち手ですね!また、旅に行ったことのない人にも、香りは現地の情景を想像させるに十分な情報を届けてくれますね。
就寝前のアロマも素敵ですが、キャンドルは更に格別な存在感があるんだろうなと感じます。灯りを抑えた部屋で炎の1/fのゆらぎで心を落ち着かせ、炎を消した後の残り香と共に就寝すれば、至高の時間が訪れることは間違いないですね。
翌日に寝過ごす心配のない休日前夜に、是非、旅するキャンドルで世界各地を旅してみたいと思います。
Kさん、こんにちは。
旅するキャンドル。とても素敵ですね。
私もキャンドルが好きでよくキャンドルショップでキャンドルを作成していました。
それぞれの国の匂いがあり、
全て集めて香りを試してみたいなと
思いました!
スリランカは「インド洋の真珠」といわれて
いるんですね。初めて知りました。
像さんの可愛さに目が止まりました。
そして、市場にはたくさんの果物が並んで
ありますね!
私もコロナが明け、落ち着いたら
是非一度足を運んでみたいです!
今回も素敵な記事をありがとうございました!
Hello Mr.K!
スリランカの香りでスリランカに行きたくなる、ワクワクやドキドキを感じるその感性、ステキですね。
嗅覚細胞たちも、大喜びでしょう。
そのお友達の粋なはからいもステキですね。
『旅するキャンドル』
ネーミングも好きですが、香りを
嗅いだだけで、気持ちはその場所に
行けてしまうなんてステキですね。
コロナ禍で海外旅行が気軽にできる
世の中ではなくなってしまったので
旅気分を味わうにはとてもありがたいです。
日本に来たら醤油の香り、
インドに行けばカレーの香り。
のような、その土地ならではの
香りは、旅ならではの醍醐味ですね。
旅を五感で感じるということを
改めて大事にしたいですね。
贈り物にキャンドル。
素敵なセンスをお持ちの方ですね…
大人の遊び心と言いますか、旅へのワクワクを思い出させてくれるような、きっとそんな香りがするのだろう、と記事を拝見しながら想像を掻き立てていました。
時間が空いた日にスペインの香りも探しに出かけてみようと思います。
Kさん、素敵なお話を聞かせてくださりありがとうございます。
私は海外へ行ったことがありませんが、香りから体感するというのも素敵です!
そしてカレーざんまいなのですね笑
世界には沢山料理があるのにどうしてカレーだけ食べ続けるか気になります。
そしてスリランカのお写真としてシェア頂いた象使いの方のポロシャツの着方が気になって仕方ありません笑
子どもの頃、弟が同じ着方をしていて爆笑したのを思い出しました!暑いから頭から被っているのでしょうか?
それなら帽子を被ればいいのに。
Kさん、こんばんは。
とうとうキャンドルで旅が味わえる時代になったのですね。
キャンドルで各国の香りを楽しむという発想はなかったので衝撃的です。
国を跨ぐのが困難に時期だからこその楽しみ方があるんですね!
僕も香りで世界を旅してみます。
有難うございました。
Kさん、本日もCodawariのお裾分け
ありがとうございます!
絶賛鼻炎で、匂いがしません。。
香りから、旅先を連想できる。
私にとっては新しい感覚です。
学生時代に行った香港の香りは
あまり良い物ではありませんでした。
日本国内ですら、
知らないところがたくさんですので、
色々な場所に行き、体験していきたいです!
次回の記事も楽しみです!
ありがとうございました!
Kさん、おはようございます!
今日は爽やかな秋晴れでとても気持ちの良い朝です。
「旅するキャンドル」ネーミングから心奪われました。
そのうえ1つのキャンドルからスリランカのいくつかの都市を感じることが出来るなんて…素敵過ぎるアイテムですね☆彡
キャンドルに火が灯されている写真から香りが漂い、炎を見ていると癒されます♥
これが実物だったら、間違いなくすぐに寝落ちてしまうでしょう☆
この素敵なキャンドルのお話でちょうど100記事なのですね~
おめでとうございます!!
そして、たくさんの夢をありがとうございます♥
今後もまだまだ夢を見せて頂きたく、次の記事も楽しみにしています♪♪
像使いはなぜみんなTシャツやポロシャツの首周りを頭にかけるのでしょうか。
そういうイメージがめっちゃあります。
香りで都市を想起させる、それもキャンドルでというのは、いったい誰が考えたことなんでしょうか。
自分の故郷の匂いを想像した時、田舎の香水と言われる匂いしか浮かんでこない自分の脳みそがイヤになります。
スーパーの前に出店している焼き鳥さんから出る香りはかなり感情を揺さぶられます(笑)
キャンドルの香りは自分にとっては異次元です。
香りを楽しみながら寝るのはいい夢見れそうですね。
視覚からの情報では寝れないですし。
ちょっとこれはやってみたいなと思いました。
本日も自分にとっての非日常をありがとうございます。
香りで旅心が動く感情とてもよくわかります。
異国に降りた時に飛行機から足を外に踏み出した途端にその国独特の匂いと空気が漂っているあの感覚はいつでも新鮮でワクワクする瞬間です。
そんな感覚を味わえるようなキャンドル素敵です。
火を灯して香りを充満させて眠りにつけばきっとその地の夢を見て睡眠中にもた旅が出来そうです。
ありがとうございました。
旅先の思い出を記憶しておくのに目だけではなく、味や匂いにしておくのは鮮明に残しておくのに良い手段だと思います。
私は海外に一度も出たことがないので、海外の品は仮にもらったとしても再び開くのか分からない宝箱にしまっておくことに。
海外に行ってみたい気持ちはあるので、一度は行ってみようと思います。
自分の知る世界はまだまだ小さすぎるのでゆっくりと広げていきたいと思います。
Kさん、こんばんは。
今回も素敵な記事を有難うございます!
旅するキャンドル、とても素敵な贈り物ですね✨
現地の独特な香りは、私も今でも少しだけ記憶に残っています。
コロナが落ち着いて、早く自由に飛び回れる日が来るのを願うばかりです。
私もスリランカには近い将来必ず足を運び、建築家の恩人に会いたいと思います。
そしてKさんの旅のエピソードは、今後もぜひたくさんお聞きしたいです。
次回も楽しみにしています。
お店のとなりがスリランカカレー屋さんです。笑
旅するキャンドル…情景が思い浮かびます。
その国の独特な香りってありますよね。
日本には慣れてしまっていますが、他国の方が感じる日本の香りもきっとあるのでしょう。
嗅覚で感じた事って、すごく記憶に残ります。
今日もこだわりをありがとうございます♪
Kさん、こんばんは。
旅するキャンドルとは「いかようなものか」とワクワクしながら、記事を読み進めてしまいました。
世界の絶景写真集で旅への憧れを抱く私には、本物の旅を経験していないことが丸わかりですね。旅への想いや気持ちを掻き立てるのは、実際に現地でしか体感することのできない匂いや香りだったりすんるんでしょうか。
”旅の匂い”
私が名づけるのはおこがましいですが、決して目に見えることはないが五感のどこかで感じ取れる要素の存在を。そして、その土地に訪れた人にしか感じ取れない貴重な要素ですね。
本日も素敵な記事の紹介、ありがとうございました。
本日も貴重な記事をありがとうございました。
自分もタイやバリ島を訪れた際に、お土産として買った物やその地でできた友人から頂いた物が数点家にあります。
その中に石鹸っぽいものを頂いたのですが、香りをかぐたびに当時の情景をいつも思いだします。
いまでこそその友人たちとの交流が希薄になっていますが、以前はSNSでの連絡や贈り物を渡したりする関係でした。
久しぶりに連絡をしてみようと思います。
ありがとうございました。
本日も素敵な記事をありがとうございました。
ここ数日旅への思いが爆発寸前で「旅・・旅・・・・」と呪いのように口に出していたのでこの記事を拝読して更に思いが強くなりました。
飛行機を降りた瞬間にその国の香りが体中に入ってくるように、このキャンドルも嗅いだ瞬間にスリランカの香りを楽しむ事ができるのでしょう。
デザインもめちゃくちゃオシャレですね。
ご友人のセンスの高さが伺えます^^
旅に思いを馳せつつ、異文化の雑貨を日常にも取り入れてみようと思います。
次回も楽しみです。
ありがとうございました。
Kさん
本日も素敵な記事をありがとうございます!
僕自身も留学経験があるのでたまにその国のものを見たり
匂いを嗅いだりすると思い出します。
スリランカはまだ行ったことがない国なので
もう少し時間が過ぎた頃に旅してみたいと思います。
象の写真がとっても印象的です。
まだまだみたことのない景色をたくさんみれると思ったら
ワクワクしかないです。
いつも知らないことをこの記事から学べるので
とっても嬉しいです。
次の記事も楽しみにしています。
素敵なアロマキャンドルですね。
嗅覚というのは確かに記憶を呼び起こすのに、
最適なアイテムかもしれません。
スリランカにはまだ行ったことがないので
一度行ってみたいと思いました。
昨夜の追記になります(*´꒳`*)
Kさん、100記事達成おめでとうございます!
100記事を書くということがどれだけ大変なことか想像するしか出来ませんが、それを継続してこられたKさんのこだわりがなし得た結果だと思います。
この”codawari”で私の生活をより愉しく、そして知らない物や知らない世界観に触れることで、新たな知見を身に付けさせてもらっています。
これからも楽しみにしています!
Kさん、おはようございます。
ブログ楽しく拝見しております。
スパイスの香り?どんな感じなんだろう?
興味があります。
「インド洋の真珠」一度は見にいってみたいです。
Kさん、おはようございます。
とても興味深い記事だと感じて拝見させていただきました。
画面越しでは一部分の視覚情報と聴覚情報しか見ることができないことが今回程とても残念だと思ったことはないです。Kさんのおかげで情景を想像することができることはとてもありがたいです。寝る前にまるで現地にいるかのような感覚になるほど素敵な香りを嗅ぎながら眠ることは最高の睡眠ですね。
Amazonでは売られていないようですがとても欲しくなったので後ほど探してみます。
この記事に関係ないですがスリランカの3枚目の写真を見て思ったことがあります。スーパーで個別包装された状態で売られている食材は衛生や効率を良くすることができますが、人工物で覆われているためどこか冷たいイメージがあります。最低限の包装で売られているスリランカはまるでそこに成っているように売られているのでより自然に近いと感じました。
今回もありがとうございました。
100記事達成おめでとうございます。陰ながら応援しています。
Kさん
本日は、素敵なキャンドルのご紹介ありがとうございます。
スリランカは、名前は知っていたもののどの様な国なのか深く知らなかった為、検索しながら香りを想像し、プチ旅行を楽しませて頂きました。
同じ国でも住んでいる人、風土、歴史が様々で、調べているうちにどんどんスリランカの世界にハマってしまいました。
そして気づけば要塞都市ゴールのホテルを観て廻ってました笑
嗅覚の記憶は、脳に凄く響くのか臨場感が高まりますよね!
幼少期に良く香っていたものをふと感じた際、一瞬で当時の場所や想い出が脳裏によぎることが度々あったので、Kさんも同じ様な感じなのかな?と勝手に思っております笑
キャンドルの新たな愉しみ方を教えて頂き、ありがとうございます(*´-`)
明日、キャンドル探しの旅に出てみようと思います!
記念すべき100記事目達成おめでとうございます!いつも楽しく拝読しています✨
Codawariの記事の中で何度かアロマという言葉が出てきたことを思い出しました。
香りを重んじていることが文章越しに溢れる想いが伝わってきます。
そんなKさんのCodawariを的確に抑えられているご友人、とても素敵な方ですね✨
スリランカはインド洋の真珠にたとえられるほど、美しくて魅力のある都市であるということ。
香りを嗅いでいないにも関わらず、情景が浮かんできて、わたしも旅をしている気持ちになれました。
今回も素敵な記事をありがとうございました!
次回も楽しみにしているとともに、Codawariのさらなる飛躍を祈ってます!
Kさん
その香り、感じたいですね〜
世界は広くて
色んな香りがあり
その気になれば
全てを置いて
その地に行くことだって出来るのに
今、この瞬間この部屋で過ごすのも
自分が選択したこと。
一日、一日を大切に生きたいなと
ふと思いながら眠りにつくとします。
Kさん、こんばんは。
本日もそろそろの眠りにつく準備を始めるために、キャンドルの火を灯している頃でしょうか。
本日も卓越した記事をありがとうございました。読んでいて、好奇心が掻き立てられており童心に戻った気分です。
いつも以上に心躍るものがあり、五感で海外を感じてみたい欲が強まっております!
粋なご友人からの贈り物。Kさんの趣味嗜好を見事に捉えられた素晴らしい代物だったことが伺えます。
そんな粋な贈り物を送り合える人間関係を築いていけるよう「丁寧に日々を過ごしていこう」と改めて思います。
本日も素敵な時間をありがとうございました!
Kさん、こんにちは!
香りだけで旅が楽しめるとは、素敵なキャンドルですね。私も八角のあの独特な甘い香りを嗅ぐと、無性に香港への旅情が掻き立てられます。
五感の中で唯一、匂いだけが感情・本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されるので、リアルな感情を伴った記憶が呼び覚まされるのでしょうね。
スリランカはまだ行ったことはないですが、学生時代に世界各国の首都名を覚える時、当時夢中になっていた刑事コロンボと同じ名前の都市のある国だということで、親しみをもってすぐに記憶できた思い出があります。「インド洋の真珠」と称されるほどの魅力的な楽園のようなので、コロナが落ち着いたら、是非とも訪れてみたいですね。