私の血は葡萄酒だ
ワインは人類にとって必要不可欠なアートである。
愛好家たちは、酔いたいから飲むのではない。世界の秘密を知るために飲むのだ。
我が家の家計においても、ビールやウイスキーは食品のカテゴリーに分類しているが、イエス・キリストが「私の血は葡萄酒だ」と言った言葉を尊重し、ワインについては、絵画や宝石と同じアートの部門に振り分けている。
たしかにイエスの言葉の通り、ワインは他のいかなるアルコールと比べて、特殊な飲み物である。
葡萄と空気さえあれば、自然にさえ生まれ、地勢によって何万種類もの味や香りを含ませることができる。
その特殊性は、経済学の父、アダム・スミスも言及している。
「ブドウは、他のいかなる果樹にもまして、土壌の違いに大きく影響される。それは、いかなる耕作や管理も他のところでは匹敵するものをたらしえない風味を、その土壌から引き出していると想像されている。」~国富論11章より~
良い本は、年齢と共に繰り返し読みたくなるものだが、一級品のワインも同様に成長に応じて振り返りたくなるものだ。
今日は、そんな願望を実現してくれる革命的な装置をご紹介しよう。
View this post on Instagram
命あるすべてのものが、酸素に触れることで老いていくように、ワインもまた酸化することによって寿命に近づいていく。
しかし、コラヴァン(Coravin)と呼ばれる装置を使えば、コルクを抜かずにワインの中身だけを注ぐことができる。
ステンレス製の針の先からアルゴンガスを放出することで、ワインを酸化から守り、ほぼ不老不死の状態での保管を実現してくれる。
液体窒素で枯れないプリザーブドフラワーができるのと同じだ。
コラヴァンは、人類史に冷凍庫が誕生したような発明なので、ノーベル化学賞にノミネートされていないのが不思議で仕方ない。
控えめにみても、ダイナマイトよりは人類に安らぎを与えているはずだ。
通常、1週間で飲み切らなければ枯れてしまうワインが、半永久的に飲み頃を約束してもらえるため、高価なワインはもちろんのこと、旅先で手に入れた想い出の品でさえも何年もかけて、反芻しながら繰り返し味わうことが出来る。
新しい習慣は、形から入ることで実現しやすくなる。
あなたが少しでもワインに興味があるなら、一旦、コラヴァンと華奢なグラスから揃えてみてはいかがだろうか。
1冊の本が、人生を一変してしまうように、1本の葡萄酒との出逢いが、世界の見え方を180度変えてしまうだろう。
愛好家たちは、酔いたいから飲むのではない。
世界の秘密を知るために、飲むのだ。たしかに、イエスの言葉の通り、ワインは他のいかなるアルコールと比べて、特殊な飲み物である。
今日は革命的な装置をご紹介しよう。
#coravin #wine #codawari #コラヴァン #葡萄酒https://t.co/cZRn4LttfR— こだわりのイデアK (@Codawari1) May 27, 2021
コメント30件
Kさん、素敵な記事をありがとうございます。
数多くあるお酒のなかでも、ワインはその他大勢とは異なった色を放っていると未成年の頃から感じていました。
高級なレストランでは必ず「赤にしますか?白にしますか?」と聞かれるように、「高級」という文字の横には常にワインの3文字が続いている気がします。
楽しみはできる限り長く、深く味わいたいタイプなので、ワインの世界に入った時にはコラヴァンを買ってみようと思います。
Hello Mr.K!
美味しいワインをベストな状態でもう一度飲む、を叶える素晴らしい機械ですね。ワインに対する愛情が伝わってきます。
世界中のいろんなワイン好きが購入されているようで、驚きと同時に、ワインを美味しく飲みたいという方々が高いお金を出してさの機械を購入し、人生のアートを楽しまれているスパークが、私にも連鎖しそうです。
Kさん、こんばんわ。
Kさんを困らせるかもしれませんが
私は根っからの麦酒派で日本酒派です。
しかしながら
ワインの話しと共に道具の話しを出されると
私の想いも聴いていただきたくなってきます。
Kさんのワインと相思相愛のところは皆も承知かもしれません
私も人様の趣味嗜好や主義主張ならば心よく受け入れ耳をかたむけ聴くコトは可能です。
ただ
お酒を飲むための道具の話しなら別です(^_^ゞ
日本酒も詮を開けると鮮度を保つことはムリですが
日本酒は鮮度を保つことよりも大事な
飲み干すコトを前提にして作られており
日本人が大好きな刺身と通じるところがあります。
通で粋な酒人は、飲み残した日本酒は料理に使うか捨てる(まず無い)ことにするか二者択一です。
なので
コラヴァンなるモノが和食に使われるコトはまず無いかと思いますが
無いところから有るを作りだす人にとっては格好の道具となることでしょう。
ワインを飲まない私は
コラヴァンを買ってからワインの道に入ろうかと思案しました。
Kさんのせいにして価格を見てビックリ…
コラヴァンさんは高値の花でした…涙
ただ
好奇心で買ってしまうと…ワイン派も追加になるカモと
私の中では難しい判断となっています。
Kさん今日も
ありがとうございました。
なが
Kさん、こんにちは!
私はまだお酒が飲める年齢では
ありませんが、その時が来れば
コラヴァンと共にワインという
アートにも触れてみたいです!
ワインをほとんど飲んだことがない私でも酸素に触れてしまうと風味が落ちてしまうことは知っています。
だからワインは、上品にゆっくりと味合うものなのに、ゆっくりと味わい続けることができない不思議な飲み物だと思っていました。
コラヴァンはその不思議を解決してくれる一品ですね。
Kさん、おはようございます。
今回も記事を拝見させていただきました。
世界の富豪達がなぜワインを飲むのかわかりませんでしたが、世界の真理を探るためだったのですね。浅はかな私は余剰なお金を嗜好品に費やしているだけだと思っていました。反省します。
記事で紹介されたワインを参加させないコラヴァンは画期的な逸品ですね。ワインを参加させない機能性はもちろん、ワインボトルの外観を損ねない外観をしています。
物事は実際に触れてみてこそ面白みを味わうことができると思っています。ワインを飲む、世界の真理に長く触れるために歴史あるワインを手に取り、コラヴァンを使えば貴重な体験ができそうですね。
今回も楽しまさせていただきました。
ありがとうございました。
Kさん
コラヴァンの存在、初耳です。
コルクを抜かずして、ワインを注げる…
えっ、と声が漏れ、目は見開き
心を動かされました。
生きとし生けるものに起こる酸化から
守られるなんて、
確かにノーベル賞に
ノミネートされないことが不思議です。
“酸化するから、名残惜しいけど
保管して置けない”
と、中東やロシアなど
日本ではなかなか手に入らない国の
旅先でのワインを泣く泣く
飲み切るのですが、
そんなことが無用になるのですね。
読書のように、また日を改めて
楽しめるなんて夢のようです。
一冊の本、一本のワインと
きっかけになるものは
その1つに含まれる濃さ、
数は要らないですね。
同じものを反芻していくことで学び、
新たな世界の幕開けになったりと、
世界の見え方が
変わっていくことを改めて感じました。
本記事も素敵な時間を
ありがとうございました。
ワイン愛好家は何のために飲んでいるのだろうと疑問に思っていましたが、
まさか世界の秘密を知るために飲んでいたとは
衝撃的でした。
一度、ワインを飲ませていただいた時に
どうしても苦手な風味だったことがあり、
それ以降は口にしていませんでしたが
まだ本物のワインを口にしたことがないのに
苦手意識を持つのはおかしな話であると感じたので、一度、本物のワインを飲んで世界の見え方を180度変えてしまいます。
今回の記事もとても楽しかったです。
本日の記事も知らない言葉や深いワインの世界に出逢えて嬉しく思います。
小説を読んでいても、葡萄酒がよく登場する事から、昔から愛されてきた飲み物なのだど改めて感じます。
やはりワインも酸素と触れることで酸化してしまうのですね。
そんな中でコラヴァンという装置が画期的で、ワインを少しずつ愉しむためには必須アイテムなのだと感じました。
ワインに関してはど素人の僕ですが、人生を変えてしまうくらいの世界であればワインを愉しまないわけにはいきません。
まずは格好からでも真似て、新たな世界観を手に入れたいと思います!
次回の更新も楽しみにしております!
ワインが食品ではなく、
アートの部門に分類されるほど特殊な飲み物に値するのですね。
昔コンビニのワインを飲んで苦手かなという印象を持ったのですが、
葡萄が繰り広げる世界観を堪能してみたいと感じました。
一冊な本で人生が変わる
心に響きました。
ワインの酸化を守るための
装置に驚きました。
コルクを開けないと注げない
という固定概念が覆されました。
一つ一つにこだわっていくと
見えなかったものが見えてきますね。
いつも素敵な記事ありがとうございます!
コルクを開けずに飲む事ができる、そんな品がこの世にあるんですね!
お酒の知識が皆無で下戸な私ですが「ワイン」と聞くと、何となく開けたら直ぐに飲まなきゃいけないというイメージで、あんな大きいボトルを空けなきゃいけないのは本当に血液がワインになっちゃうんではないかと心配していました。
しかしこの素晴らしいコラヴァンがあれば、そんな心配は無用ですね。
私もまずはコラヴァンと華奢なワイングラスを揃える所から始めたいと思います。
私はてっきりワインのこだわりをご紹介してくださるのかと思いました。
まさかの装置でびっくりです!
今までのこだわりは、自然に溶け込むような、温もりのあるデザインが多かったように思いますが、機械的な?デザインで意外でした。
実家は省スペースなため、テレビ台としてワインセラーを採用しているワイン好きの父ですが、こんな装置は知らないと思います。
どうしたらこの装置にたどり着いたのでしょうか?
Kさんのこだわりにはいつも驚き、惹かれるものがあります。
新しい習慣は、形から入ることで実現しやすくなる。
まさにその通りですよね。
Kさんとワインを飲み交わす時が来た際は、必須のアイテムだと覚えておきます。
これから自分もワインの世界に入っていこうと思います。
一本の葡萄酒との出会いが、人生を180度変えてしまう…。
そんな体験をぜひしてみたい…!
ワインとは、それほどまでに人の心を揺り動かすひとつのアート作品なのですね。
それをほとんど不老不死の状態で保ちながら、いつまでも楽しみことが出来るアイテム…なんだか魔法的存在です。
ワインは高くて早く飲まなくちゃ。
そんな、私の中のいくつかのハードルを全て取り払ってしまう記事でした。
好きなワインを好きな量で好きな時に楽しめる。
ワインの鮮度を落とさず半永久的に楽しめるなんて夢のようです。
奇跡のようなアイテムを教えてくださりありがとうございます!
死んだ後も芸術品を残すアーティストのごとく、素晴らしい品物がある事に感動しました。
イエスキリストが「ワインは私の血である」と断言したように、Kさんのワインへの関わり方が相まって、ワインは将来隣に携えるべきアートなのだと感じられます。
この記事を読む際には、片手にワインが必須ですね^^
コルクを抜かずにワインを注ぐ。
そんな手品のようなことが実現可能なのですね…
今回ばかりは、文章以上に、商品に目がいってしまいました。
これはノーベル化学賞受賞ものだといわざるを得ないかもしれないです…
ワインの保存方法を初めて知りました。好きな物は美味しく味わいたい気持ち分かりますし、記事を読んで伝わってきました。グラスの深さや形一つで香りの深さが変わると聞いたことがあるので、鮮度や保存の仕方も改めて大切なんだなと感じました。
下戸をも引きつける魅惑の文章に乾杯。
ワインと私が初めて会合したのは従兄弟の結婚式の時でした。当時はまだ飲んでも美味しさが分からない年頃だったので良さが分からず、お酒が解禁された年頃に、ドラッグストアで500円で売られていたワインを飲んだ時の驚くほどフルーティな味わいにビックリしたことをよく覚えています。これは多分ファーストコンタクトの悪いイメージが払拭された事による「美味しい」という感覚だったと思います。
その後、数度頂いた事がありましたがカシスオレンジの方へ心移りし、もう10年以上ワインを飲んでいないのではないかという状態です。
記事を拝見し、まるで色のように無数の世界観を持つワインのアートを感じたくなりました。引っ越した記念にワインとグラスを調達し、気の合う仲間達と楽しみます。
毎日新しいワクワクをありがとうございます。
コラヴァン。
またしても新しい言葉に出会ってしまいました。
毎回新しい発見や学びがあるブログ、これこそ価値提供なのだと思います。
それも明確に欲求として認識しているものでなく、言われて初めて、そうだ、これが知りたかったんだと気づいた時の喜び。
印象が強い話は、頭の中にあっという間に定着しますね。
ワインの楽しみ方というのは、道具とグラスを揃えるところから始まっているのですね。素晴らしいと思います。
素敵な記事をありがとうございます。
ワインを飲むということ自体ほぼ経験のない僕は
葡萄という漢字すら読めませんでした。
恥ずかしい限りです。
ワイン片手に椅子に腰掛けゆっくりとした時間を過ごす
というのはとても僕にとっては憧れの生活です。
まずはコラヴァンと華奢なグラスを揃えるところから始めてみます。
原料は同じ葡萄でも土壌や育てかたで質が大きく変わるのは、人間の成長にも当てはまると思いました。
人間も学ぶ場や関わる人々の影響を受けて様々な個性を持った人へ成長していくと考えているので、今回の記事は何回も頷きながら読ませていただきました(*`・ω・´)ノ
私はアルコールを受け付けない体質の為、ワインの素晴らしさを楽しめないのが残念です(´;ω;`)
父が多少ワインを嗜むので、酸化から守ってくれる道具のことを話してみます( •̀ω•́ )و
このような装置があるのですね!
見た目が想像以上にインダストリアルで無骨さがたまらないですね。
ワインの歴史など伺うととても興味深いので、足を踏み入れたくなってしまいます。
きっと沼でしょうね。。
ワインは好きでよく飲むのですが、
そんなにお酒が強いほうではないため、
余らないようにするために、コルクで
開けるタイプはあまり飲まないように
していました。
Coravin、とっても画期的なアイテムですね。
これがあれば、自分の誕生年のワインも
死ぬまで新鮮な状態で飲み続けられそうです。
ワインの新しい楽しみ方が
またひとつ増えました。
こんなワクワクするような画期的なプロダクトは幼少期のときに手にしたipod以来のように感じられます。
いくつかワインを買って好きなタイミングでいくつものワインを開けて(開けずに)テイスティングもできるので、まさにワインをこれから始める人の必需品のように感じました✨
ワインが好きな父へのプレゼントの第一候補に名乗りをあげました!!!
変わらぬ葡萄酒の風味から、己の成長を定点観測出来るなら必携のアイテムですね
まずはその風味を感じる感性を磨きます✨
一冊の本が人生を一変するかのように
葡萄酒もまた見方によって
人生を変えるようになる。
物や食べ物への関わり方もすごく興味深いなと感じました^^
まさにアートですね。
コラヴァンというネーミングは知りませんでしたが、存在自体は耳にしたことがあります。
この素晴らしさが次第に浸透すればノミネートする日が来るかもしれませんね。
ワインの世界をのぞいてみたくなりました。
素敵なこだわりの紹介をありがとうございます!
Kさん、こんにちは!
「酔いたいから飲むのではない。世界の秘密を知るために飲む」
「絵画や宝石と同じアートの部門に振り分けている」
「1冊の本が、人生を一変してしまうように、1本の葡萄酒との出逢いが、世界の見え方を180度変えてしまう」
今日のブログでは、タイトルをはじめ、心に刺さるワイン名言集が散りばめられていて、私が下戸でさえなければ、直ぐにでも葡萄酒の世界に飛び込みたいと思いました。
さらに、効率よくワインを楽しむための最新武器!これにも驚かされました。
以前に、ハンドガン収集家と射撃訓練をした記事を読んでいたので、一瞬、飛び道具が出てきたのかと思いました。
ワインだけのためにこのような装置が開発されるところからしても、ワイン愛好家たちの深い情熱と飽くなき探究心を強く感じました。