2021-06-17

つまらない料理を出せば、着信拒否されてしまう可能性がある

ハレー彗星が地球に近づく周期と同じくらい稀に、初めて会う人がまるで十年来の友のように感じることがある。

私が敬愛する譚畫技師(グラフィック・アーティスト)の女性はそういう類の人物である。

元来、彼女と私の間に共通点は何もない。出身や性別が違えば、職歴や身長、好きな動物さえもまるで異なる。彼女は明るく活発なうさぎを好む一方で、私は運動神経の悪いカピバラが好みである。

しかし、初めてお会いした時から、目指す「」があまりに同じであり、そのために行ってきた努力の種類や偏屈さ具合も瓜二つであることに驚いた。

彼女とお会いするのは今回で4度目だが、既に私たちの間には余計な前置きや自己主張、見栄は一切必要ない。「あるいは」も、「仮に」も、「けれども」も、「しかし」も、まとめて倉庫に押し込んでしまって構わないのだ。

今日は、私以上に偏屈であり、強いCodawari を持つ彼女をおもてなししよう。つまらない料理を出せば着信拒否されてしまう可能性があるため、薪を使ったジビエのバーベキューはいかがだろうか。

天使の海老が口に合ったのか、彼女は特別に起床後のモーニング・ルーティンを教えてくれた。といっても、彼女にモーニングという概念は存在しない

なぜなら、フクロウのように夕暮れの少し前に目覚め、日付が変わるまで絵を描くからだ。

作品を描き終えると、月が沈み太陽が顔を出すまで、アイデアの種を収穫する小旅行に出る。

近くの林を探索し、川で蛍を鑑賞し、オリオン座を眺めながら煙草を吸うのだ。

深夜2時に、愉しそうに林を散歩している様子は、職務質問の最優先対象者になりそうだが、彼女にはそれをする必要性と必然性を持ち合わせている

藁と桜チップでスモークしたハムを食べながらで結構なので、耳を傾けて欲しい。

私の信条のひとつに、人が人で磨かれるのは、お互いが自律している場合に限る。というものがある。

逆に言えば、自律していない者同士の交わりは、支え合っているように見えても、傷を舐め合い責任を転嫁する依存関係になることが往々にして起こり得るのだ。

私たちも、(言葉にはしないが)お互いに切磋琢磨する関係を望んでいる。

彼女は、365日、1日も欠かすことなく作品を生み出し続けており、その姿に感化されて私も当ブログの毎日更新を決断した。

自己を律するDiscipline(ディシプリン)は、良好な人間関係の始まりである。

ドルチェは、夏らしく大福を花火仕立てにしてみました。

ある夏の始まりに、偏屈なふたり組はジビエのBBQをいただきながら、人間関係の何たるかについて理解を深めました。めでたしめでたし。


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ご存じの通りKは偏屈で気難しい人物である。それゆえ友達が少ないため申請してあげると喜ぶに違いない。

 

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コメント29件

  • Sayuri Si says:

    Hello Mr.K!

    素晴らしい出会い、そしてコダワリもの同士。
    次元が高いお二人です。
    Kさんが、その方の影響をうけ、毎日更新することを決めたとは。心をまで動かす力のあるステキなお友達ですね。
    そのような貴重な出会いは、大切にしたいものです。

  • 琴美✈︎kotomi says:

    本日も素敵な記事をありがとうございます。

    「初めて会った人がまるで10年来の友の様に感じる」
    これはeach Brandに参加し、とても素直に共感できる感覚になっています。

    きっと普通に生活していたら味わえない感覚なのだろうなと思い、そんな経験が出来ている事に心が痺れる様な嬉しさを覚えます。

    また、「人は人で磨かれる」という言葉もとても納得できます。

    これもeach Brandの方々を見ていれば、まさにこの言葉を体現されている方ばかりだなと思うからです。

    自分を律することの出来る人間になり、色んな方と出逢い、磨かれたいと思います。

  • 貴明 Takaaki says:

    Kさん、おはようございます。
    今回も記事を拝見させていただきました。

    人は目的に集まることを再認識させてもらいました。人の持つ属性や好みは関係ありませんね。

    また、お二人は7つの習慣を徹底的に実践されていると感じました。お二人とも自身を磨き上げ、相乗効果を図っているので近い未来素晴らしい何かが生まれるのではないかと予想します。

    これからも記事を楽しませていただきます。
    ありがとうございました。

  • Nobutoshi says:

    タイムリーな記事でした。
    自立しているもの同士だから磨かれる。
    逆なら傷をなめあう。

    そんな関係性が
    ちょうど目の前にあったのでとても腑に落ちました。

    一見自立した者同士に見えるけどやっていることは傷の舐め合いだったりすることもあるのでしっかり視ていきたい。

  • Yusei says:

    Kさん、素敵な記事をありがとうございます。

    私も初めて会ったにも関わらず、
    もう既に何度か会ったことがある感覚になるような
    人に出会ったことがここ最近ありました。

    目指している夢は違えど、
    根本的な何かが既に共通していて
    とても居心地が良いと同時に、
    そこには自分が今まで持ち合わせていなかった「宇宙」が発見出来ます。

    安心感と心地良い刺激が統合された「人とのご縁」に感謝です。

  • 秀道 says:

    Kさん
    本日も学びの多い記事を拝読させていただきました。

    余計な詮索がいらす、お互いにリスペクトし合っている関係。
    とても素敵です。

    読み進めていく中で「自律」をした者同士が切磋琢磨し合う関係性を築けるという言葉に、正にその通りだなと思いました。人が何かアドバイスを求めるときは、程度は違えど片側がGiveをしているかの様に感じてしまいます。

    今回の記事ではお互いにGiveをし合って新しい何かを生み出していき、宇宙の様な楽しい会話に発展している姿が想像できました。

    僕もまずは自分自身を「律して」、新しい出会いを楽しんでいきます。
    ありがとうございました。

  • 青柳将人 says:

    Kさん!
    こんばんは。

    今回も素敵な記事の投稿ありがとうございます。読ませて頂いて感じたのは、目指す方向が
    同じ人同士且つ、自律している者同士の再会というのは余計な言葉は必要なく、会って会話を交わすだけで分かり合える関係性というものが
    どれだけ素晴らしいことなのかを文章を通して
    体感することができました。

    そして、おもてなしの料理にもコダワリがあり
    素敵でした。
    彼女のライフスタイルには興味と好奇心と憧れがあり、いつかは自分もそのライフスタイルを
    真似しようと決めました。

    いつも、素敵な記事をありがとうございます。

  • 雄貴 says:

    今回の記事では、「自律」の部分が印象的でした。

    自律していない者どうしは依存関係に陥ってしまう。

    自分は自律しているのか?
    を問いかけるキッカケになりましたし、

    そもそも自律とは?
    という部分から見直していきたいと思います。

  • 剛熙 says:

    Kさん、こんばんは。

    自律した人同士でなければ人が人で磨かれることはできない。

    皆さんもコメントしているこの言葉ですが…

    何を持って自律しているというのか。
    そこに疑問を抱いてしまいました。

    自分は果たして自律しているのか?
    そのような疑問を持っている時点で自律していないのかもしれませんが、もし可能であればお時間がある時にお応えいただければ幸いです。

    よろしくお願いいたします。

  • いくみ says:

    いつも素敵な記事をありがとうございます。

    人間離れしたようなお二人の会話や雰囲気を覗き見したい気分になってしまいました。

    (その後、ご友人の方から着信拒否されていないか少し気になっております笑)

    私はまだまだ自律できておらず、傷を舐め合ったり、どうにもならない事に文句を言ったりという会話をしてしまう事があります。
    一時的には気分も晴れ、スッキリと感じますが、
    その後何も残らず、前にも進まないモヤモヤとした感覚を何度感じてきたか、、

    今回記事を拝読し、お互いに切磋琢磨し、高め合っていける仲間を得るためにも、まずは自分を律するところから始めていきたいなと思いました。

    次回のCodawariも楽しみにしています!

  • まれすけ says:

    人が人で磨かれるのは、お互いが自律している場合に限る。
    名言ですね。

    自律していないもの同士では、傷のなめ合いになるということは、本当によくわかります。

    では、自律している人と自律していない人とではどうなるのか・・・。
    そうか、話が成立しないかも知れませんね。

    自らに自律しているかどうかを問うきっかけになりました。

    ありがとうございます。

  • shingo says:

    人が人に磨かれるのはお互いが
    自律している場合に限る。
    自律していない者同士の関わりは、
    傷の舐め合いになる。

     
    ダイヤはダイヤでしか
    磨けないというものに
    近い印象ですね。
      
    最高と最高が触れ合うことで
    化学反応が起こる。

    恥ずかしながら、
    私のこれまでの人生を振り返ると、
    傷の舐め合いのできるような
    こじんまりとたわむれる仲間を
    集めることに迷走していたのだなぁと
    ふと感じました。
      
    まるで、コンニャクをコンニャクで
    磨くように何も生まれない。
    そんな状態です。

     
    自己を律することで、
    新しい世界に触れ
    新しい人に出会えて
    そして、新しい自分に出会える。
       

    「切磋琢磨」と気軽に
    よく言ってますが、
    その意味が改めて深く理解
    できたように感じました。
     

    素敵な気づきを
    ありがとうございました。

  • 澤見優子 says:

    Kさん

    めでたしめでたし、と
    少し控えめに記されたデザートの部分が
    とても好きです。

    次のブログも楽しみにしています❗️

  • 祐輔 says:

    Kさん、素敵な記事をありがとうございます。

    人が人で磨かれるのは
    お互いが自律している場合に限る。

    自己を律するために
    どんな1日であろうと自分の感性をアイデアとして生み出し自律した姿へ歩んでいく在り方は人としての美しさそのものですね。

    創造力を育み、人としての勿体を発揮することはeachBrandの切磋琢磨できる環境そのものだと感じました。

    次回も記事を楽しみにしております。
    ありがとうございました。

  • YuTa says:

    今回も見入ってしまう素敵な記事をありがとうございます。
    ここ最近バタバタしてない日、起床したらまずKさんのブログを開くのが日課になってきた今日この頃です。

    「人が人で磨かれるのはお互いが自律した場合に限る」
    この言葉はとても響きました。
    それと同時に、自分はこれまで数多くの自律した方々と時間を共にしてきたが、本当の意味でその時間は相手の為になっていただろうか?
    とも思いました。

    まだまだ自律できているレベルには到達してないと考えているので、今の自分が自律し関わった人に大きな価値を届けられる人間になればどうすれば良いのかと昔から考えておりました。

    しかしグラフィックアーティストの女性やKさんのブログから読み取れる価値観から、少しずつ自律までの道が見えてきた気もします。

    今後も様々な角度から自分を磨き、自律を目指していきたいです。

    ありがとうございました!

  • YUKIE says:

    人が人で磨かれるのは、お互いが自律している場合に限る。

    またしても、ハッとする名言を頂戴した。
    Kさんの日常でありながら、私にとっては非日常の、このページ。
    いつも、非日常への瞬間移動させられる。

    毎日、自分の中から生み出していく・・・。
    ストイックな人同士は、引き寄せられるものなのか。
    それが、この2人の唯一の共通点らしい。

    クリエイターの真髄ともいえるKさんに、次第に惹きこまれていく。

  • Yuto Ueda says:

    人が人で磨かれるのは、お互いが自律している場合に限る。
     
    言葉以上の重みを受け取りました。
    傷の舐め愛ほど惨めな関係はないと常々考えていましたが、
    その先を行く、あるいは、目指すべき人との関わり方を見せていただけた気がします。
     
    今日もありがとうございます。

  • あめ says:

    今、この記事を拝読させている時間はかのデザイナーの女性は林のなかで星空を見上げながら煙草を吸われている頃でしょうか。
     
    圧倒的なアウトプットとご自身に必要なインプットをする。
     
    一流の表現者のあり方を垣間見る事ができました。

  • 安藤達也 says:

    素敵な記事ありがとうございます。
    自立とは、他人の頼らず、考えて行動する
    自律とは、自分の中のルールに従って行動する
    彼女の場合であれば、365日1日も欠かさず作品を生み出し続けること。
    自律する人になろうと決心しました。
    次の記事も楽しみにしてます。

  • なかむぅら(中村) says:

    本日もCodawariの記事をありがとうございます。

    幻想的な短編小説かと勘違いするような、お二人の日常は、私にとっては飛びきり特別な非日常です。
    是非、私も、自然の中に身をおき、自然の1部であることを感じるような非日常を味わってみたいものです。

    また、「自律した人間同士での、お互いの磨き合い」が出来るような、そんな人との出会いは、まさに人生の宝物ですね。

    「自己を律する」
    また1つ、自分のこだわりに加えたいテーマが増えました。

    本日も素敵な気付きをありがとうございました。

  • 肥田全弘 says:

    BBQは人間関係を深めるには最高の料理ですね♪

    二人で狩った獣だとしたら、、もっと仲良くなってしまいますね☆

  • 真里 says:

    タイトルから一体何事かと思いましたが、一昔前ならちゃぶ台返しと表現されますね。おうちにご招待、そしてレストランと思わせるメニューの数々、これなら余程舌の肥えた御仁でもにっこりですね!自律した大人同士だからこそ切磋琢磨出来るという言葉に身が引き締まりました。前提条件としてまずは自分を満たし、自律を探求していきます。
    素敵な記事をありがとうございました!

  • 貴子 says:

    アーティストというCodawariの世界を覗かせて頂きました。
    やはり古来、「奇人変人」と呼ばれる人たちは
    「常識」に囚われない行動をするからこそ、独特な感性、個性が発揮できるのでしょう。
    それが、社会という規律の中でいかに外れているかによって生きづらさを感じている人も少なくないように思えます。
    そこをも意に介さない生き様、「道」があり、人々の本来の憧れを体現されているからこその魅力なのでしょうね。
    また、自律した同士が磨かれるというのは、依存関係に陥りがちな親子、夫婦において考えると非常にわかりやすいですね。

    本質的な人間関係においての大事なことを気づかせて頂きありがとうございました。

  • 佐藤洋美 says:

    Kさん
    素敵な記事をありがとうございます。

    自律していてお互い切磋琢磨しあう関係とはとても素敵ですね!お互い高めて成長できますね!
    それは大切な財産になるのだと思います。

    初めて会うのに10年来の友人のような感覚は、前世でも深い縁があり、また今世で出会えたのでしょうね。

    Kさんもデザイナーさんも拘りを持つ感性鋭い方。とても魅力を感じます。

  • しょうた says:

    Kさん、素敵な記事をありがとうございます!

    彼女との共通点はないのに、目指す道は一緒ということがとても印象的でした。

    僕と彼女はまるで性格が違うのに夢が一緒で、そのため5年付き合ってやっとお互いを知っていこうと話すようになり、今は前より共通の夢に向かって前進しております!

    次回の記事も楽しみにしております!

  • 孝輔 says:

    今回も素晴らしい記事をありがとうございます!

    デザイナーの女性と初めてお会いした際に「十年来の友」と感じられたとのことでしたが、僕にはまだその感覚を得られたことがありません。

    "Discipline"自己を律する。

    これが出来ていないがために、その感性、直感の鋭さのようなものを磨い上げられていないことが、Kさんが感じられているものが体感としてないのかなと、そう思います。

    どんな1日(内的にも外的にも)であっても、新しいものを生み出し続けている、Kさんやデザイナーの女性、その姿、姿勢から心に響くものがあります。

    「自律」した在り方とは本当に美しい。
    そう感じている今日この頃です。

    自律した姿へ、自分自身を少しずつでも近づけていくために日々を過ごしいく。改めてそう思わせていただきました。

    安易なおもてなしをすれば着信拒否をされてしまうほどのお相手。多くの方からすれば、ストレスでしかない。。そんな方々との交わりを求められ、楽しまれているようにも感じました。

    そんな次元へと必ず進んでいきます!

    この度も素敵な記事を本当にありがとうございます!

  • Toko says:

    KさんのCodawari 、早めに拝読することができて、少し気分が上がっています。

    今回の記事は、エピソードとアート(料理)が交互に繰り出される構成、他にない記事に、興奮気味に読み進めていました。

    初めてお会いするのに10年来の友のように感じること、

    わたしはeachBrandに関わって初めて体験することができました。

    高い志をもった仲間に恵まれて、それぞれが自立して道を歩んでいける間柄は、わたしに多くの刺激を、そして芽を出すための栄養を、日々与えてくれています。

    自立した間柄が良好な関係を作ることに関しては、わたしも非常に共感するものがあり、

    お互いが寄りかかる関係性からは、慰めは得られても何も自分のためにはならないことを、学生時代に身に染みるほど体験しました。

    だからこそ、eachBrandで育まれている関係性の価値を、痛いほど感じる毎日です。

    そして、Kさんが敬愛するデザイナーの、アートに対する姿勢、朝晩の区別がないほど没頭する姿勢。

    それほどまでに熱中させるものに出会い、
    そして身を捧げていく姿に憧れと羨ましさを感じました。

    eachBrandでその姿を体現しているじぶんを想像しながら

    これから眠りにつこうと思います。

    本日も素敵な記事をありがとうございました。

  • りゅうき says:

    素敵な記事をありがとうございます!

    お互いに切磋琢磨できる関係。
    とても素敵です。

    会うのは4回目なのに、
    お互いのことを知り、
    毎回会うための準備に手を抜かない。

    モーニングという基準がない
    そのCodawariにも驚きました。

    僕も一度はそういうことを経験してみたら、
    あたらしい世界が見えるかもしれません。

    次も楽しみにしています!

  • 若菜 says:

    ああまた短編小説を一つ読み終わったような感覚です。

    アーティストの生活を少しだけ垣間見え、人間関係の何たるかが深まったように思います。

    夕暮れ前に起床、月が沈むまで作業、オリオン座を眺めながら深夜に煙草を吸う。
    かっこよすぎて脳天痺れました。
    完全に惚れました。

    人が人に磨かれるのは互いに自律している場合というのも大いに納得です。
    自己を律し、良き人との関係を磨いていきたいものです。

    次回も楽しみにしています。
    ありがとうございました。

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