さよなら、グレインフェッド。ようこそ、グラスフェッド

あなたは普段、どんなバターを食べているだろうか?   「バターに興味なんてないわ」と思われる方もいるが、 バター選びはある意味において、進路を決めることと同じくらい重要なことだ。   “バター選び” には、その人の品位が滲み出る 人々がどうしてそんなにバター選びに手を抜くのか、よくわからない。 私は常々、バター選びには、その人の品位がにじみ出るものだと確信している。 バターというのは、犯すことのできない確固としたひとつの世界である。   しかしこれは、良いバターを食べて育った人間にしかわからない。 良い本を読んで育ったり、良い音楽を聴いて育ったりするのと同じだ。   ひとつの良いバターは、もう一つの良いバターを生み、 悪いバターは、もうひとつの悪いバターを生む。そういうものなのだ。   というのは冗談だが(好きな本の一節をパロディにした)、 少なくとも、善いバターを食べることが、 精神と肉体に良い影響を与えるのは、間違いない。   善きバターは、善き人間をつくる 私たちの身体は、主に水とタンパク質で造られるが、”重要度” の観点から観れば 「脂質が身体を創っている」と言っても過言ではない。   脳は、水分を抜けば6割以上が脂質で構成され、 髄鞘(脊髄の神経回路を覆う鞘)は、リン系の脂質から造られ、 約37兆個ある全身の細胞は、脂質の膜で覆われている。   つまり我々が、善く思考し、正確に神経回路を使い、正しく身体を動かすためには、 「良い脂質を食べること」が、鍵を握っていることになる。   脂質について、私に語らせれば、8時間あっても足りないので、 結論から言うと、とりあえず、普段使うキャノーラを控え、 代わりにグラスフェッドバターを使えば、事態は好転するだろう。   さよなら、グレインフェッド。ようこそ、グラスフェッド 我々が日常的に食べる肉は、ほとんどが穀物飼育牛(GRAIN FED)であり、 草食動物である牛に、穀物を与えて、効率よく太らせている。   一方の牧草飼育牛(GRASS FED)は、放牧され、牧草を食べて健康的に育っている。 その牧草牛の乳から造られたバターが、グラスフェッドバターだ。   考えてみて欲しい。 1年間、部屋に引きこもり、カップラーメンを食べ続けた青年と、 1年間、ジムに通い続け、ボディメイクに没頭した青年の顔色が同じだろうか?   それと同じように、 グレインフェッドと、グラスフェッドのバターでは、顔色(血色)が全く違う。 こちらは、私が普段に食べているニュージーランド産のバターだが、 ご覧の通り、健康的な黄色を帯び、まろやかでバター本来の風味が心地よい。   … Continue reading さよなら、グレインフェッド。ようこそ、グラスフェッド