2022-01-02

賢者から送りつけられた飲料

会食中に賢者から「内容は言えないが、君の家に荷物を送りつけた」と通告があった。

そのときの彼は明らかに何かを企んでおり、表情もドッキリ番組の仕掛け人そのものだったため、私はそれから数日間「これから送りつけられる何か」について実に様々な想像を巡らした。

しかし賢者の考えることだ。月並みな私がどれだけ予想を付けたとしても、そのあとには必ず「想像もしない何か」がやってくるのだ。

実際に届いた品は、私がこれまで口にしたことが無い類の飲み物で、飲んで10秒後には身体が熱を帯びて反応し始めた。

本日は、賢者から送りつけられた飲料をご紹介させていただこう。

北海道ニセコに醸造所を持つ「HAKKOGINGER」のジンジャー・ビア

調べてみると、生姜の飲料として代表的なジンジャー・エールが、生姜シロップの炭酸水割りであるのに対し、ジンジャー・ビアはシャンパーニュと同じように、酵母を使った瓶内発酵によって発泡させているらしく、確かに香りの立ち方は全くの別物であった。

泡のきめ細かさから察するに、瓶のままスカッと一気飲みするのではなく、華奢なワイングラスに穏やかに注ぎ、舌触りと香りを愉しむのが正しいマナーなのだろう。

厳選した食材を蝦夷山桜の酵母で仕立てたジンジャー・ビアは、瓶底に澱(おり)が溜まるほど凝縮されており、カンバスに何度も色を重ねた油彩画のように味わい深かった。

試しにウォッカを混ぜてみたが、モスクワ中の人々が物議を醸しそうなほど、複雑で奥行きのあるモスコミュールが出来上がった。

また隠し味に含まれた唐辛子が、心地よい香りの余韻を残し、代謝も上げてくれるため、飲むたびに食欲が沸いてくるのも新鮮な体験であった。

今回、賢者が送ってくれた1ダースの詰め合わせには、道産の林檎やホオズキ、キャベルやハスカップなど多様なフレーバーが含まれており、食事とペアリングを愉しむことが出来る。

日本最古の香辛料である「生姜」を最もエレガントに愉しみたいなら、これ以上の品はなかなか見つからないのではないだろうか。

さすが賢者。いつも想像の斜め上から来てくださる。


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コメント10件

  • Nobutoshi says:

    また自分にとっては異世界すぎてどんなものかもいまいち想像つかないですが、その辺の人ではなく賢者からの送りももの。というだけで特別感がありますし、Kさんするら今までに口にしたことが無い。というだけで興味をそそられます。

    生姜に「エレガント」ってつけられるものはそうなさそうです。

    今日も自分にとっての非日常をありがとうございます。

  • mitsue says:

    Kさん、こんにちは。

    賢者からの贈り物…やはり素敵ですね☆彡
    冬に嬉しい身体を内側から温めてくれる生姜が使われた飲み物は最高です✰

    ワイングラスに注ぎ、香りと舌ざわりを愉しむもよし、ウォッカを混ぜて味変を愉しむもよし…。

    食卓を華やかにし、飲むたびに食欲が沸く…賢者がKさんのためにジンジャービアに魔法をかけたに違いありません。

    素敵な関係性も垣間見れしあわせな気持ちになりました。

    本日も素敵な記事ありがとうございました。
    次回の楽しみにしています♪♪

  • 洋二  says:

    北海道から届いたという色とりどりの飲料、ハスカップなど北国の果実のジュースかと思いましたが、ジンジャー・ビアなんですね。初めて知りました。下戸の私でも飲んでみたいと思いました。

    世界最古の香辛料はシナモンだと聞いたことがありますが、日本最古の香辛料は生姜なんですね。寿司の付け合わせとして欠かせませんし、魚の臭み取りや風邪予防に飲む生姜湯など日本で古くから重宝されることからもその歴史の長さに納得です。

    「カンバスに何度も色を重ねた油彩画のように」とか「モスクワ中の人々が物議を醸しそうなほど」などKさんのブログは比喩表現が絶妙で、いつも小説を読んでいるような楽しい気分にもなります。ありがとうございます。

  • 真里 says:

    Kさん、いつもワクワクする記事を届けてくださりありがとうございます!私はようやく最近、炭酸には2つの種類がある事を知り、飲み物に関して興味が広がっている所でした。ジンジャービアだけでなく、食べ物もそっと添える賢者のホスピタリティが素敵です。

  • 雄貴 says:

    Kさん、こんにちは。
    今回も興味深い記事を有難うございます!

    賢者の考えられている事はいつまで経っても理解出来なさそうですね。。

    ですが、「なぜ」これを送ってきたのか?を考察しながら試飲することで、
    より深く味わいながら楽しむことができそうですね。

    日本最古の香辛料である「生姜」を使ったジンジャービアは
    北野で最古の異人館とも相性が良さそうだと思いました。

    次回も楽しみにしています!

  • 留莉 says:

    賢者さんからのサプライズ、粋な計らいで素敵です!

    そして、ひとつのものからたくさんの気づきを学べるCodawariが改めて大好きです!

    泡にきめ細かさという視点があることは新たな発見でした。

    最近学ぶ意欲が停滞気味だったのですが、もっと学んでいきたい気持ちが強まりました。

    貴重な記事をありがとうございました。
    次回も楽しみにしています!

  • Takako says:

    あけましておめでとうございます。

    昨年はジュエリーさんの暴走で締めくくられ、今年は賢者に始まる。

    Kさんの周りには刺激のある方がいらっしゃるのですね。

    その刺激同等のようなピリリとしたジンジャーを賢者が送られてきたということは、今年はかなり刺激ある1年になるのでしょうかね。

    私もホットで刺激のある1年にしたいものです。

    ちなみに
    「生姜」は蒸すとショウガオールという辛み成分が33倍になるそうですよ。

    私はイトク食品さんの蒸し生姜の粉末を使用していて、お料理や飲み物にいれています。

    ジンジャービアにはこれ以上不要のようですが。

    今年もKさんのCodawariから学び、体験させて頂きたく思いますので記事楽しみにしています!

  • りゅうき says:

    Kさん、おはようございます!

    数々の経験をされているであろうKさんが飲んだことがなかった飲料。
    とても味や香りが気になります。

    ファミレスのジンジャーエールと、少しいいお店で買ったジンジャーエールの違いについ先日驚いたところですが、これはきっと僕の想像を超えるものなのだなと思います。

    Kさんの投稿を拝見すると、もっといろんな体験をしようという気持ちになります。

    今年も楽しみにしています。
    よろしくお願いします!

  • Yusei says:

    心も身体も温まりそうなホットジンジャーですね。
    生姜の香りや舌触りを、私も体験してみたいと思いました。

    素敵な記事をありがとうございます。

  • YuTa says:

    Kさん、こんばんは!
    友人から送られてきた多数のLINE通知の中にサラッと紛れ込んでいたKさんからの案内。
    人が無意識に呼吸するのと同じように、他の通知が無いも同然のような手さばきで通知をタップし、公開直後に拝見させて頂きました。(前置きが長いのはお許しください)

    僕はシャンパーニュを飲んだことがなく、舌触りや香り、泡のキメ細やかさの一端すら想像することが出来ませんが、巷にあるそれとは一線を画する程のブツである事は一瞬でイメージできました。

    しかし「なぜ賢者がこのタイミングでKさんにジンジャー・ビアを送ったのか。」
    その一点に興味が削がれて仕方ありません。

    それもあって、遠足前日にワクワクして寝付けない小学生のような気分です(笑)

    Kさんの記事には、今回のように紹介する物事に無知であっても、いつもワクワクさせられます。

    いつもありがとうございます。
    今年もKさんの記事を楽しみにしております!

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