2021-06-19

全力疾走はお控えいただきたい

面白い映画を観た後には、決まって話が盛り上がるように。

あるいは逆に、クレーム処理をした後に、世界の平和を祈らないように。

我々が行う今の一手は、次の一手に密接に繋がっているのだろう。

 

また、「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、

朝目覚めてから行う最初の行為は、その日全体に影響を与えるため、

私の場合、目覚めたらまず、一流の文章に触れるようにしている。

 

文章は、あちらから流れてくる映像とは異なり、

自分で読み進めなければならないので、

意識的に時間を確保する必要があるが、その分、確実に言葉が心に刻まれていく。

 

朝の読書には、世界中で長期間に渡り、愛され続けている書物を選ぶとよいだろう。

私のファースト・チョイスは、村上春樹氏であり、

彼は、人生に最も影響を与えた作家のひとりである。

 

今月の一冊は、「ダンス・ダンス・ダンス」だ。

私が生まれるよりも前に書かれた作品だが、

30年経っても色あせるどころか、寧ろ読むたびに新鮮な感動を与えてくれる。

 

秀逸な言葉遊びと、磨き上げられた感性が、緻密な推敲によって昇華され、

彼でなければ描けない世界」が、一冊に凝縮されているため、

時代を超えて、場所を超えて、世界中で愛され続ける理由がよくわかる。

 

ピアニストが、演奏の前に、音の調律を行うように、

一級品の書籍で、思考を整えれば、おおよそ間違ったことは起こらないのだ。

一部の方は、読んだ本の冊数が、それすなわち頭の良さだと考えるようだが、

私は、全くもってそうは思わない

 

小学生の日記ならともかく、

天才作家が、何年もかけて推敲を重ねた文章を、

一度で理解しようなど、そもそも発想が傲慢なのだ。

ましてや、飛ばし読みなどもっての外である。

 

それは喩えるなら、

ルーブル美術館を、入口から出口まで全速力で駆け抜けるようなものだ。

お急ぎのところ申し訳ないが、

ゆっくりご覧になりたいお客様もおりますので、全力疾走はお控えいただきたい。

 

もし、倍速再生で理解できる本があるとすれば、

それは、倍速で理解できる程度の本なので、朝の読書にはお勧めしかねる。

 

そのような理由から、私は繰り返し丁寧に読みたいので、

敬愛する作家に関しては、同じ本を複数所有し、

定期的に買い替えを行いながら、シーンに合わせて使い分けている。

自宅では、単行本を。外出先では、文庫本を。

長期出張のお供には、電子書籍を。という具合に。

もし、共感していただけるなら、

朝、目を覚ましたら、栄養価の高いバター珈琲を用意していただき、

一節だけを丁寧に読み進めていただきたい。

わずか15分でも、時空を超えた旅の歓びを感じていただけるだろう。

 

PS(追伸)

Kは、偏屈で気難しい人物である。

それゆえ友達が少ないため、申請してあげると喜ぶに違いない。

珈琲のレシピは、以前ご紹介した記事を参考にどうぞ。

電動ミルに魂を売った愚かな人間へ

さよなら、グレインフェッド。ようこそ、グラスフェッド

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コメント35件

  • Sayuri Si says:

    Hello Mr.K!
    何をいつどこでどのようになぜ読むのか、を大切にされ意識して行われていることに敬意を払います。
    朝の頭が爽やかに回転する時間、それも朝一番の時間を読書から始める、とてもステキです。
    時間を大切にし、自分の24時間を1秒単位で考える姿は尊敬しかありません。

  • 貴明 Takaaki says:

    Kさん、おはようございます。
    今回も記事を拝見させていただきました。

    本を読んだ冊数よりも丁寧に読み解き、作者の意図を読み取ることが本当の読書のようですね。Kさんは本を一つの芸術品として見ているから作者に敬意を払っていて、意図を読み取っているのでしょうね。

    村上春樹氏は大学時代の友人がよく好んでいた作者でしたが、当時から参考書ばかり読んでいた私は自分から世界の幅を狭めていたようですね。洗練された氏の言葉に触れれば私も魅了されてしまいそうです。

    読書観について一変する記事でした。ありがとうございます。
    これからも楽しみにしています。

  • Nobutoshi says:

    自分は朝にcodawariの記事を読んで一日がスタートします。

    最近この始まり方がとても気に入っています。

    本は自分も何度も読む方です。
    全く同感で一回では無理です。

    また年月が経ってから読むと捉え方も変わりますよね。

  • 琴美✈︎kotomi says:

    朝から村上春樹さんの本を読んでいらっしゃるなんて、わたしには朝から頭が痛くなっちゃいそうです。

    本を読むこともあまり得意ではなく「面白そう!」と思った本しか読まず、お恥ずかしくも1回読んで満足してしまい、ルーブル美術館を全力疾走で駆け抜けてしまう人間です。

    買って読んでいない本が何冊も家にあり、きっとその本たちは読んでもらえる日を待っているんですね。

    1度に読もうとせず、毎日少しづつ少しづつ読んでいけば良いんだと気付かせて頂いたので、苦手な読書にも挑戦してみようと思いました。

  • ひろあき(Hiroaki) says:

    おはようございます!

    村上春樹さんのファンなんですね。
    私も、読んでみようと思いました。

    読書に対する考え方が、嬉しすぎます。
    冊数を気にしていたので、速読も挑戦したことがありました。
    でも、確かにおっしゃる通りですね。

    自分は、ノウハウ本はAudibleを使って聞いています。
    教養を深めるためにも、ほかの本にも手を伸ばそうと思います。
    言葉を吟味して選りすぐられた本を、もっと丁寧に読まないといけないなと改めて気付きを頂きました。

    Hiroakiさんも、朝、超一流に調律を合わせるとおっしゃっていましたね。
    どこに調律を合わせるのかを考えたところ、Kさんに調律を合わせたいなと思いました。(笑)

    一日の始まりをCodawariから!
    今日も、楽しく過ごしまーす!
    ありがとうございました。

  • 青柳将人 says:

    Kさん。
    こんにちは。仕事が落ち着いているので休みの日に読ませてい頂いてます。
    僕なら間違いなくルーブル美術館で寄り道をしているでしょう。ゆっくり、じっくり絵画を堪能するKさんにとって、確かに館内を走り抜ける読者はいささかお静かに!と、言わざるを得ないなと感じてクスッと微笑しました。
    いつも素敵な投稿ありがとうございます。

  • 亜也可.ayaka says:

    もしもルーブル美術館を全力疾走する人がいれば、不粋ものだと冷たい笑みを投げ掛けられそうなところですが、本の世界となると、とたんにそれが善きものとされるのは何故でしょうか…?

    かくいうわたしも、全力疾走まではいかなくとも、競歩で先頭を行くブックラバーに眩しさを感じておりました。

    何故ならば、小さい頃からしつこいくらいに同じ本を読むわたしは自分で自分を
    「ねちっこい!」うえに「新しい世界へ冒険出来ない奴!」と思っていたからです。

    ですので、今回のK氏の記事を拝読し、(おこがましくも)嬉しくなってしまいました。

    朝に良書に触れるという習慣は無いので、まだまだですが、これからも良書をしつこいくらい読み込もうと心に決めることが出来ました。

    余談ですが、村上春樹さんの作品を読むと、サンドイッチが食べたくなり、ウイスキーやよく冷えた瓶ビールが無性に飲みたくなります。

  • 雄貴 says:

    僕も読書に関しては、元々そんなに詰め込めるほどの記憶力が無いため、
    一冊一冊にもの凄く時間をかけて丁寧に読んでいます。

    そして、朝のルーティンに読書や一流の文章を取り入れるのは凄く良いと思ったので、

    僕はKさんの記事を朝から楽しく読ませていただこうと思います。

  • Yusei says:

    素敵な記事をありがとうございます。

    私自身本を読むことは好きなのですが、
    読むスピードが他の人よりかなり遅く、
    自分は能力が低いのだと劣等感を抱いていた時期がありました。
    大学受験のセンター試験で、
    国語や英語の文章問題を時間内に最後まで解き終わったことが一度もありません。

    おそらく「文字を読む→文章を理解する→頭の中でイメージする」
    といった各過程がゆっくりでしか先に進めないのだと思います。

    しかしこちらの記事を読んで勇気が出ました。
    ありがとうございます。

    村上春樹氏の「1Q84」は世界観が好きで3回ほど読みました。
    表現が卓越していますよね。

    朝一番に上質な文章に触れる習慣を身につけていこうと思います。
    バター珈琲も試してみようと思いました。

  • 秀直 says:

    急ぐほどに足元や周りが見えず安易に理解してしまうことも少なくないです。

    たった15分の読書ですらその一文一行をゆっくりじっくり眺めて読みこむとその後の行動がきっちりと修正され、間違った方向へ進まないとの感覚はただただ頭を縦に振っていました。

    いい文章は心と脳の栄養なんですよね。

  • ゆうしまる says:

    貴重な記事をありがとうございました。

    朝から読書を行うこと自体、意識的に時間を作る姿勢がないと、
    流し読みや倍速再生してしまいそうです。

    逆に、意識的に時間を作ることができたならば
    気持ちの面でも“余裕”が生まれて読書に集中できそうです。

    朝日とコーヒーと読書が重なる時間は、至福の時間を連想されます。

    流行りや興味が湧いた本だけでなく、“良い書物とは何なのか”も購入する際の基準に付け加えていきます。

    ありがとうございました。

  • いくみ says:

    いつも素敵な記事をありがとうございます。

    朝目覚めてからの行動がその日全体に影響を与える。たしかにその通りだなと思いました。

    朝はなるべくスマホをイジらないようにしているのですが、ついついメッセージが来ているとラインに釘付けになっちゃうことも、、
    そうなるとその日一日はボーっとしてしまいます。

    朝一番に一流の文章に触れるという習慣、ぜひ取り入れてみたいと思いました!
    朝から洗練された文章を読むことで、その日一日の気分や過ごし方も変わってくるんだろうなと容易に想像できます。

    明日の朝から、お気に入りの一冊を読む習慣を取り入れていこうと思います。

    次回のCodawariも楽しみにしています!

  • MAKO says:

    おはようございます!

    記事を拝見させていただき、ドキッとしました。といいますのも、朝目覚めてから行う最初の行為がスマホのLINEのメッセージ確認というKさんからしたらあきれられてしまうものだったからです。

    朝のルーティーンを見直す良い機会だと思いましたので、即実践させていただきます。

    ありがとございました。

  • さとこ says:

    「ルーブル美術館を〜」
    モナ・リザをいち早く見たいがために入口から足早に駆けて行ったのを思い出しドキッとしました。

    一級の作品がたくさんあるのに車窓からの景色のようにサーッと流し見して、何ともったいないことをしてしまったんでしょう…

    覚えているのはモナ・リザの美しさと近くのお店のフランスパンの美味しさくらいです(笑)

    目の前のことをひとつひとつ丁寧に触れることを繰り返して、間違ったことを起こさない思考を培っていきたいと思います。

  • shingo says:

    栄養価の高いバター珈琲とともに
    朝の優雅な15分間の時空を超えた旅の歓び。

    恥ずかしながら、その余裕は
    今の生活には全くありませんでした。

    少し前には、Kさんがもっての外とおっしゃる
    飛ばし読みをマスターすることに躍起になり、
    それができないことを嘆き、泣く泣くゆっくりと
    読み進めることしかできない自分を恥じるような
    自己嫌悪感を増幅させる読書方法をしていることも
    ありました。

    これからは、天才作家が数年かけて書いた本を
    一瞬で読むなんておこがましいことは考えずに、
    受験勉強でボロボロになるまで使った参考書のように、
    贅沢な時間を共に過ごす相棒として付き合っていきます。

    素敵なお話をありがとうございました。

  • Yuto Ueda says:

    一冊の本からどれだけの学びを得られるか。
    量ではなく、質へのCodawariを感じさせていただきました。
     
    そういった経験からKさんのこの繊細な文章が構成されていると思うと、間接的にでも一流に触れられている喜びがひしひしと沸き上がってきます。
     
    僕も一冊一冊、一節一節を丁寧に読み進められる大人になっていこうと思います。

  • 剛熙 says:

    Kさん、こんばんは。

    朝目覚めてから行う最初の行動。
    自分は何かなと考えたところ、
    『朝日を浴びる』でした。

    まぁこれと我ながら悪くないと思いますが…

    一流のものに触れる。

    これも是非とも真似してみたいと感じました。

    私は音楽が好きなので、一流のクラシックでも聴きながら頭の中に流れる音楽の質を高めていこうかなと考えております。

    本日も素敵なこだわりをありがとうございます。

  • 早紀 says:

    Kさん

    いつも素敵な記事投稿をありがとうございます。

    ここ1年ばかしで読書を再開させたのですが、
    1年で1000冊読了しましたといった数に圧倒されて、
    早読こそ知性が高く、良いものだと、再開した当初数にこだわりその中身はおざなりになっていました。

    1冊を深読みしたり、再度読み直すことでの時空を超えた旅は
    さらなる気づきがあり、やめられない存在だと今では思い、そのように行動しています。

    わずか数分でどこへでも行ける、でもそのわずか数分を、一節に没入できていないことは
    知識王雑学王になることに捕らわれていたり、“時間がないからさくっと”読めるものでしか書籍を選ぶ基準を設けられなかったりと、
    書籍との向き合い方が異なるものを感じました。
    これからも、旅に出られる書籍を選んでいきたいと思います。

  • YUKIE says:

    時空を越えた旅の喜び。
    コロナで、我が家のリビングで、
    いつものデスクの上で味わえるなんて。
    全くを以て、K氏は時空間を超越する人物だとしか、言いようがない。
    しかも、6月1日になったら自動的に夏服に衣替えするように、
    TPOに合わせて、本もコーディネートするという。
    K氏の隙のないCodawariに、
    今日も圧倒されている。

    1つだけ私の変化を言わせてもらえるなら、
    K氏と出会ってから、
    朝のスタートはバター珈琲にアップグレードしたことだ。

  • 佐藤洋美 says:

    Kさんいつも素敵な記事をありがとうございます!
    Kさんが村上春樹の小説をたくさん読まれていて嬉しいです!私も「ダンス・ダンス・ダンス」「IQ84」「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」全部読んでます。
    「ノルウェイの森」はビートルズのノルウェイの森を聴きながら読んで世界に浸りました。
    本は読んだ量よりじっくり味わうことが大切なのですね。
    私もバターコーヒーを飲みつつ、丁寧に読む贅沢を味わってみたいです。

  • YuTa says:

    「朝目が覚めてから最初に行う行為はその日全体に影響を与える」というのは僕も感じていたので、最近はまさにKさんのCodawariブログを読んで、思考を脳にインプットしています。

    そしてそれに加え、僕は声に出して読んでいるのですが、読む際には強調した方が良いだろうと思うところは強調し、それ以外のところはスラスラ読むように心がけています。

    これは営業のプロから教えてもらった1つのテクニック的なものになるのですが、前々から自分の滑舌の悪さには多少のコンプレックスを抱いていたため、YuTaさんの話し方聞き取りやすいね!と言って貰いたいなと考えておりました。

    そんな話し方を練習できて、質の高いKさんのブログを僕の中のファーストチョイスにさせて頂いております。

    ありがとうございました!

  • あきら says:

    初めてCodawariの記事を深く読ませていただきました。
    “ルーブル美術館を、入口から出口まで全速力で駆け抜けるようなものだ。”という表現に笑ってしまいましたが、その後に凄く納得できる表現だと感じました。
    確かに急ぎ足や流し見みたいな状況で物事を読み取ろうとしても、表面的な感想しか感じ取れないし、深く自分事として捉える事すらもできない”もったいない”状態だと個人的に感じました。
    自分としてはこだわりの作家や人生を変えるような作家に出会えていないので、当分の間はこのCodawariを通じて一流の文章に触れる機会を設けていこうと思います。

  • まれすけ says:

    同じ本を形態を変えて複数冊所有する。
    衝撃以外の何ものでもありません。
    言われてみればなるほどと納得せざるを得ないのですが、それでも自分の引き出しにはないところを痛感します。
    全力疾走はお控えいただきたいというタイトルが、まさか朝読む本の一節と繋がるとは・・・。
    内容のCODAWARIもさることながら、構成、推敲の妙にもCODAWARIを感じています。
    傲慢でした。反省しております。

  • 安藤達也 says:

    素敵な記事ありがとうございます。
    一年前の私は、読書が大嫌いでした。
    読むのは、1年間で一冊読むか読まないか。
    1日一冊のペースで読んだとして、それを毎日続けて、仮にその一冊にすごい言葉、すごいデータがあれば、365個分の学びを持ち帰ることができる。
    365個の情報量は、相当なインプットです。
    そう、考えれば読書がいかに、学びの宝庫であるかよく分かります。
    これで大きな差がつくと言っても過言ではありません。
    次回も楽しみにしてます。

  • 摩衣 says:

    丁寧な「名作との付き合い方」は、
    私がK氏から学ばせて頂いたことの中でも
    大きな衝撃を受けたものの一つで、

    言わずもがなそれは私は、全力疾走が良しと
    カンチガイしていたからに他なりません。

    おかげさまで魂を取り戻した私は、
    KINTOで淹れた珈琲とともに、
    明日の朝は、五反田君の話から
    1日を始めたいと思います。

  • 若菜 says:

    いつも素敵な記事をありがとうございます。

    全国的に梅雨の時期に入りましたので、読書が捗る季節になってきましたね。
    秋の夜長と同じくらい、雨と読書は相性がいいように思います。

    誰しも表紙がボロボロになるまで読み込んだ一冊があるでしょう。
    何歳になっても繰り返し読みたい‘あの一冊’が懐かしく思い出されました。

    今年のノーベル文学賞はいよいよ授与なるでしょうか・・?^^
    2006年に「フランツ・カフカ賞」を受賞された事は何か大きな「意味」がありそうです。
    おっと、ココでは言及を避けなければなりませんね。

    いつもありがとうございます。
    次回も楽しみです。

  • 肥田全弘 says:

    「一級品の書籍で、思考を整えれば、おおよそ間違ったことは起こらない」
    なるほど、衝撃です。 

    なおかつ、村上春樹さんの書籍だからこそ、さらに素晴らしいと感じました。

    村上春樹さんの本は、何度読んでも面白いと感じるのが不思議です。

    朝、読んでみます!

    そう言えば、「海辺のカフカ」はまだ読んでませんでした。早速買って来ます♪

  • なかむぅら(中村) says:

    本日もCodawariの記事をありがとうございます。

    朝の頭の冴えている時に、一流の文学に触れることは、頭と心に極上の栄養を与えてくれますね。

    以前にルーブル美術館を訪れた際は、芸術ということに疎く(価値を知ろうとする意識がなく)、ただ東京に上京した田舎者が東京タワーへ行くのと同じように、有名な作品を見るだけの目的だったかなと、今さらながらに恥ずかしく思います。
    あの広さを鑑賞するには1ヶ月かかると言われるのに、1日で満喫したと思った自分は、まさに傲慢ですね。

    また、同じ本を複数所有し、シーンに合わせて使い分けるという行動は、まさにCodawariですね。

    記事を毎日拝見しますが、まさに一流の文学に毎日触れているKさんならではの内容で、この毎日のCodawariの記事が、私にとっての【時空を超えた旅】となっております。

  • 真佑 says:

    今日もKさんのcodawariがぎゅっと詰まった素敵な記事をありがとうございます。

    「全速疾走はお控えいただきたい」この題名を拝見するだけで、
    この記事に引き込まれました。

    なぜなら、私がよく全力疾走するタイプだからです。
    しかし、記事を拝見すると、たくさんの本を読んで
    読んだ気になるよりも、一冊の本の一節を深く思考しながら
    読むことの方が断然自分のものになっているのだということ
    がわかりました。

    ”同じ本を複数所有し、定期的に買い替えを行いながら、
    シーンに合わせて使い分けている”
    というKさんの”本の読み方”には驚きました。

    この記事から本の読み方に滲み出る、
    Kさんの”一つのことを深く思考される在り方”
    を感じました。

    気づきのある、素敵な時間を過ごせました。
    ありがとうございました。

  • 孝輔 says:

    いつも素晴らしい記事をありがとうございます!

    「朝目覚めてから行う最初の行為」
    これが重要であることは、無意識的に感じており、何を行うべきなのか選択している自分がいました。

    けれど、その"1つ"が

    その日1日にどれだけ大きな影響を与えていくか。
    これが積み上がり、1週間、1ヶ月、1年、それ以上と繋がりを見せていくことまで見出せていませんでした。

    朝の一手がそれでなくてはならない理由をまずは1ダースは用意できて当たり前の次元で取捨選択していきます。

    その中で、Kさんが採用されている「一流の文章に触れる」この"一流"ということがポイントだと感じとりました。

    一流の何たるかを朝一に同期することは、その1日を一流が送るそのものに限らなく近づけていく習慣となっているのだと思います。

    僕は意識的にも無意識的にも影響されやすい性分ですので、この記事を読んだ直後にGoogle Chromeを開き、「村上春樹」がどんな本を出されているのか拝見しました。

    これまでの人生、全くもって小説やエッセイに興味がなく(その価値を知ろうとしていなかったという表現が適切だと思います)手に取ったことのあるものですら、片手に収まるほどでしょう。

    これを機に一流の文章に触れていこうと決めました。
    今回ご紹介いただいた「ダンス・ダンス・ダンス」の上巻と、村上春樹さんの作品で最も人々から認められている(最も売れている)「ノルウェーの森」をチョイスいたしました。

    また今日から自分の知らない世界が広がり、新たな出会いと変化を愉しみ過ごしていきます。

    本日も新たな価値に気づかせてくださりありがとうございます!こらからも楽しみにお待ちしております!

  • あめ says:

    私のファースト・チョイスは枕草子です。
     
    中学生の時に出会い、今もなお惹きつけられる一冊です。

    千年以上前も今も変わらぬ人の思い、その時の自分の状態によって感じ入る箇所が異なる点に魅力を感じています。
     
    目覚めの一読にこれからも大切に読んでいきたいと改めて思いました。
     

  • 真里 says:

    ルーブル美術館を全力疾走する人は余程時間のない人でしょうね。
    記事を拝見し、目的意識について改めて考えさせられました。何故、本を読むのか、なぜ、朝でなければならないのか。なんの本を読むのか。ただ”読む”だけなら朝である必要はなく、同じ本を繰り返し飲む必要も無い。そうした自分の中の何故を追求する事で、自分の”こだわり”を獲得出来る。
    私はKさんのブログを一日の終わりに拝見しておりましたが、全然頭に入ってこない事に気が付いてからは朝、拝見するようにしました。Kさんの浮世離れした世界観を記憶に定着させないのはもったいないと感じるからです。
    いつも素晴らしい気づきをありがとうございます!

  • 貴子 says:

    Kさん、昨日が駄目人間だった時間が嘘だったかのようなまた素敵な文章をありがとうございます。
    やはり復活の儀式の効果は絶大なのだと感じずにはいられません。
    Kさんが「一級品の書籍で思考を整える」と仰っていたように、私もKさんのこの投稿にはそれと同等の価値を感じますので、バターコーヒー片手に味わう習慣を身につけたく思います。
    村上春樹氏は「ねじまき鳥クロニクル」をかなり昔に読んだのですが、内容を説明出来るほど理解はしておらず、ただただその世界観に圧倒された記憶が残っており、
    これを機にその記憶を辿る旅にまた出たいと思います。

  • tomoki says:

    おはようございます。

    目が覚めてからの行動が
    その日全体の影響を与える
    という言葉に共感いたしました。

    私も本を読んでいますが、
    一流の言葉に触れる
    というより、専門職の学びのためや
    健康、勉強法などでした。

    Kさんのようなお考えで
    本を選んだことがないので
    参考にさせていただきます!

    ありがとうございました。

  • りゅうき says:

    今日も素敵な記事をありがとうございます。

    この記事を読んで気付きました。
    ”傲慢”以外の何者でもなかったと。

    本をたくさん読めばいいという考えしかなかったです。
    でも数ヶ月経つと本の内容は忘れてしまう。

    しっかりと朝の15分の時間に
    本を読めば自分の人生が変わる。

    実際にそれを体現されているKさんがおっしゃるので
    僕もそれを体現できるようにしたいと思います!

    いつもありがとうございます!
    次も楽しみにしています。

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